BLOG

赤ちゃんと積み木

 


シュークリームの『シュー』はフランス語でキャベツの意からきてるそうです。なるほど。たしかにキャベツのような形をしています。

恥ずかしながらこれ、最近知ったことですごく脳の刺激になりました。大人になっても知らなかったことを知るのは楽しいです。知る歓びですね^^

さて、赤ちゃんはお母さん、お父さんとのふれあいや遊びを通してぐんぐんと脳が刺激を受けながら発達していきます

そこで今回は、赤ちゃんの成長をサポートする積み木などの玩具の役割はどのようなことがあるのか。簡単に書いてみたいと思います。

【口にいれることが認識の窓口に】
赤ちゃんは生後3ヶ月〜4ヶ月くらいから自分の手を口に入れて舐めたり、手で握ったものを口に入れようとします。そうすることによって、感触や味、匂いなど五感が発達していきます。

【探索活動が活発に】
6か月〜8ヶ月頃になるとおすわりが出来るようになってきます。すわって片手でものを取ると右から左、左から右と、手から手へ自由に持ち帰ることができるようになります。
目で見たものに自分から手を伸ばして取ることができるようになり、触ったり、噛んだり、舐めたりして、対象物の性質をとらえていく探索活動が活発になります。
なめらか、ザラザラ、 柔らか、 チクチクなどなど感触の異なるものを用意し、探索活動を充実させてあげると脳が刺激を受けて五感が発達していきます。
手のひらに入るくらいの、 積み木、ミニボール、 お手玉などなどがちょうどいいですね。
また、ボールを転がしてそのボールがどこに行くのか目で追わせると集中力をつけるのに良い遊びになるようです。

【つまむ 引っ張る 握る 出す 打ち合わせる】
8ヶ月〜10ヶ月くらいになると這い這いができるようになりひとりで座れるようになってきます。
感情表現が豊かになりますます探索活動が活発になります。
例えば、ボール転がしも目で追うだけでなく、手を伸ばして取ろうとします。(予測能力)

自分が気持ちを向けたものや欲しいおもちゃに手差し、指差しするようになり、両手に持った積み木などを正面で打ち合わせしたりできるようになります。
手に持ったものを別のものの上に乗せようとしたり
大好きな人に渡そうとします。
大好きな人と親密な心の絆を結んでいく活動です。物事を認知する力、感情を表現する力を豊かに育みます。
つまむ、引っ張る 握る 出す 打ち合わせる。このような動作で器用さ 集中力を養い、感情表現を豊かにしていくんですね。
【大人の真似】
10ヶ月〜12ヶ月くらいになると立ち上がる頃で、
大人の真似をしたがります。
上手にできないまでも、大人がひとりでゴハンを食べるように自分で食べようとします。
大人がありがとうと話しかけると、「アート」などと返事をしたり、相手から「ちょうだい」と求められると、持ってるものを相手に渡そうとしたりします。また、相手のしてることに気持ちを寄せて、バイバイと手を振ると、同じように振るようになります。
遊びの面では、これまで器の中のものを出すことが中心だったのが、出す入れるとなったり、大人が積み木を積むのと同じように積むようになります。
また、音の出るおもちゃで音の聞き分ける遊びをすると言語機能の発達に良いとされているそうです。
更に1歳を過ぎると、大きい小さい、重い軽い、長い短い違いを取り入れた遊びをすることにより数学的センス、物理的センスが養われます。
【まとめ】
と、このように積み木は乳児、幼児に遊びを通して脳へ働きかけます。

様々な大きさや形の積み木をさわったり、握ったり積んだり組み立てたり打ち合わせたり転がしたりして脳を刺激することにより、集中力予測能力感覚感性言語機能数学的センス物理的センスなどを育んでいけます。

また複数の幼児で遊ぶようになれば、片付ける、譲り合うなどの社会性も身についていきます。

m-kinoではできるだけ、からだにやさしい無垢材を使用して、赤ちゃんの成長の手助けになればという思いで積み木などの木のおもちゃを製造しています。
ご興味があるかたはお気軽にお電話ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事一覧