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どんぐり クマ出没注意

こちら丹後地方は秋祭りが終わると急に秋の深まりが早くなるように感じます。今年は各地の秋祭りの前日頃に台風が接近しており、関係者の皆様は何かとご苦労なされたと思います。また、今回の台風で日本各地で大変な被害がありました。心からお見舞い申し上げます。m-kinoも何度か台風に寄る浸水を経験しており、被害に遭われた方々のお気持ちは本当によく理解できます。
秋が一日ごとに深まる丹後ですが、聞くところによりますと今年はどんぐりが少ないそうです。どんぐりが少ないと餌を求めて様々な場所に出没するクマの目撃情報が多くなります。充分な注意が必要です。どんぐりと聞くと童謡を思い出します。
どんぐりころころどんぶりこお池にはまってさあ大変〜 かわいらしい名前通りのどんぐりはかわいらしい形をしていますよね。
どんぐりは一般的にナラやクヌギ、カシやブナにどの木の実のことを呼びます。なぜこうした実がどんぐりと呼ばれるようになったかはよくわかってないそうです。でもドンピシャなネーミングなのではないでしょうか💯
ちなみに筆者は、どんぐりころころどんぐりこ〜と覚えていましたが、どんぶりこだったんですねぇー😳今回初めて知りました💦
どんぐりは木の種子です。秋に実ったどんぐりは枝から地上に落ちて発根の準備をします。しかし多くのどんぐりは秋の実りを待つ動物たちの食料になります。
昼間の雑木林では、シマリスなどのリスたちが収穫しています。するどい前歯でドングリの実の皮をかじり中身を食べます。夜はネズミなどがやって来てどんぐりの実をくわえていきます。どんぐりの木は、種子のどんぐりの実を遠くに撒き散らす特別な手段を持っていません。どんぐりの丸い実も、落ち葉の積もった林の中では、ころころと転がりません。どんぐりころころしないんですねぇ。そのため、どんぐりを食べにくる動物たちに遠くへ運んでもらっているというわけです。
リスやネズミは、地下にある巣穴の貯蔵庫に蓄える習性があるとともに、一時的に地上のあちこちにどんぐりの実を隠しておく習性があります。でも、隠されたどんぐりの実が全て食べられるわけではありません。たくさんの実が遠くに運ばれ忘れさられたままになっています。それらが発根するわけです。
それから、イノシシもどんぐりをたくさん食べます。そしてクマです。むちゃくちゃ食べます。クマは冬眠のための皮下脂肪を蓄えるのに何十キロものどんぐりの実を必要とするのです。
そのどんぐりが今年はこの丹後で少ないとのこと。それに近年の温暖化の影響もあるのでしょう。丹後のクマは冬眠しない場合があり冬でも食料を求めて動き回っているのです。充分に気をつけないと行けません。あー怖い(;Д゚)
またクマを目撃したら必ず、役所に通報しましょう。

どんぐりが発根して長い年月をかけて一本の木に育ち、私たちが利用する木材となったりするわけですから自然の感謝ですよね。同時に台風のような自然の脅威にも晒されています。どんなに暮らしが便利になっても自然と共に生きているということを忘れてはいけませんよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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